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Vol.17 乾物を使って新感覚お手軽料理!
昔ながらの乾物はビタミンやミネラルがたっぷり。食欲の秋、乾物を新感覚で簡単に使える調理法をご紹介します。
栄養とうま味たっぷりな保存食
栄養とうま味が凝縮
乾物は栄養とうま味が詰まった昔ながらの食材です。天日干しにより殺菌・消毒効果が高まり、香りやうま味、栄養素が増します。ビタミン・カルシウム・鉄などのミネラル、食物繊維など栄養素が濃縮され、栄養価が高くなることも知られています。
【切り干し大根】カルシウム、食物繊維
【干し椎茸】ビタミンD、食物繊維
【高野豆腐】カルシウム、アミノ酸
【ひじき】マグネシウム、鉄分
乾物の保存方法
保存が悪いと風味が落ち、カビや虫が発生します。湿気を嫌う乾物は、密閉できる容器に収納するのが基本。直射日光が当たらない風通しの良い場所に保存しましょう。
早くてお手軽な調理法
ヨーグルトでうま味アップ
基本は容器に乾物とヨーグルトを浸けて戻すだけ。水で戻すより栄養を無駄なく摂ることができます。分量は厳密に計量しなくても、まんべんなくヨーグルトがおおっていればOK。そのまま冷蔵庫で8時間程度戻します。
切り干し大根、干し椎茸、干しわかめなどは味付けなしでおいしく食べられます。ドライフルーツはさっぱりしたデザートに。
そのままで
干し椎茸はそのままスープやお味噌汁に入れるとうま味が増します。高野豆腐はおろし器ですりおろし、卵焼きやハンバーグのパン粉代わりに使えばジューシィでふっくらした仕上がりに。海藻類と椎茸、かつおぶしをミキサーにかけるだけでミネラルとうま味たっぷりな即席ふりかけができます。