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Vol.28 暑さに負けない体づくりで夏バテ防止!
暑い季節に体が対応できず、体調不良で悩まされる夏バテ。しっかり食べて夏バテ知らずの、そしてコロナウイルスに負けない体に整える方法をご紹介します。
日常生活で起こる夏バテの原因
夏バテの症状
一般的には、食欲不振、不眠、ふらつき、全身の疲労感、倦怠感や無気力、イライラなど、こういった夏場の体調不良のことをひとくくりにして“夏バテ”と呼んでいます。
夏バテの原因
たとえば次のような原因があげられます。
【温度差】 暑い屋外と冷房の効いた室内での温度差により自立神経のバランスが乱れ、体温調節や胃腸の働きにも悪影響を与えます。
【熱中症】 普段からあまり外出せず、夏でもあまり汗をかかない生活習慣では体に熱がこもってしまい脱水症状を起こしてしまうことがあります。
【睡眠不足】 夜の暑さから熟睡できず、睡眠時間が短くなると疲労回復の妨げとなります。
【食欲不振】 冷たいものを多く摂取すると胃液が薄くなり消化機能が低下します。
夏こそしっかり3食摂取を
ミネラルを補給
汗とともに、汗に含まれるナトリウムやマグネシウムなどのミネラルが多く排出されます。また食欲がなくあっさりした食事ばかりでは栄養バランスも崩れて体調不良が改善しません。少ない量でも3食必ず食べることで体調維持に欠かせないミネラルが補給できます。
おすすめなのが暑くても、温かいお味噌汁やスープを飲むことです。夏の太陽を浴びた緑黄色野菜や海藻をお味噌汁やスープの具材にすれば、さまざまなミネラルを一度に摂ることができます。生姜や香辛料を使うと食欲増進の効果もあります。
アルコールは適量で
疲労回復に効果的なビタミンB1。アルコールを飲むとそのビタミンB1がアルコール分解に使われてしまうため、大量のアルコールを摂取すると疲労回復の妨げとなってしまいます。