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Vol.38 冬のお悩み、かかとの角質・ひび割れケア!
冬になると毎年悩まされる足の乾燥、かかとのガサガサやひび割れ。ちょっとしたケアで改善される、冬のお悩み対処方法をご紹介します。
冬の足の乾燥・かかとのひび割れ
乾燥からくる足の症状
冬は暖房や熱めのお風呂に入るなど、乾燥からくる肌トラブルが多い季節です。
脱いだ靴下やタイツにつく粉ふきやお風呂上りに起きる太ももやスネのかゆみ。寒さ対策のために履く、タイツや厚めの靴下は化学繊維製品が多く、速乾性が高いため、肌の水分も奪ってしまいます。脱ぎ着するたびの摩擦でさえも肌には刺激となります。
かかとの厚みからくるひび割れ
足の裏の皮膚は体重を支えるため、もともと厚いのですが、立ったり歩いたりする衝撃や摩擦でますます厚くなっていきます。かかとには皮脂腺がないため、この角質層といわれる皮膚が厚くなると、水分不足を起こしてしまい、ひび割れが起こります。
厚くなったかかとのひび割れが出血したり、ひび割れの傷みをかばったりするため、足腰に負担を掛ける歩き方をしてしまうこともあります。気をつけましょう。
足の乾燥トラブル対処法
日常生活での対処法
【暖房器具】 暖房器具を使用する際は、加湿することを心掛けましょう。
【入浴】 肌に保たれている成分を保つためには、40℃以下の温度で。体を洗う時はゴシゴシこすらず、石鹸を泡立てて手で洗うだけでも汚れは落ちます。
保湿効果のある入浴剤を入れたり、入浴後すぐにクリームで保湿したりと、できるだけ乾燥時間を防ぎます。
角質ケアでひび割れを防ぐ
【角質を取り除く】やすりや軽石で角質を落とす場合は皮膚を傷付けないよう注意しましょう。刺激を与えることで逆に角質が厚くなることもあります。
【保湿】保湿効果の高いクリームを入浴直後、就寝前、外出時靴下やストッキングを履く前に塗ると乾燥を防いでくれます。
【正しいサイズの靴】靴の中で足が動かない、程よいクッション性のあるものを選びましょう。